ほんのひととき

本で解決。悩めるアラフィフ本の虫のおすすめ。

働くとは

すっかり春になりましたね。
私は先週から、夜になると発熱、随時ゆるく下している。
でも仕事に差し支え…なくもなく働くことはできる…という
微妙な体調不良で苦しんでおりました。

悲しいかな 生活するためには ちょっとくらい無理しても
転職したての貧乏だから仕事できるなら頑張らなくっちゃ!と思っていたのです。

これは無理をしているんだろうか?
症状自体が、ストレスの嫌々病なんだろうか?

ネットで検索してみると、鉄分不足の症状でもある。
糖尿病にも近い気がする。自律神経失調症とか?
病院にいってみるとしても、何科に行けばよいんだろう?
とりあえず総合病院でも行ってみよう!

これが大間違いでした。総合病院の人の多さ!
予約患者ではないので3時間待ち、話だけでお腹も触らず
「腸風邪の一種でしょ」と医者に鼻で笑われた…
「鉄分、糖分、甲状腺の状態、尿と血液から調べてみましょか?」

ここで断って帰ればよかったのに、ここから検査結果待ちに1時間。
「特に異常は見られませんよ。これで安心したでしょ。」

安心はしたけど、いまだ整腸剤飲んでも、症状は改善せずです。
なによりこの検査と初診料で7100円の請求にビックリ!
たまたま給料日後で手元に持っていたから良かったものの
普通の風邪とか気軽な気持ちで個人病院行くのとは全然違いますよね。

あーもう健康第一!健康でいることが一番の節約!
腸内環境整えよう。やっぱ食事療法だわ!ほんと!

前置きが長くなりましたが、今日の紹介本はコチラ。

「働く、働かない、働けば」

働く、働かない、働けば

働く、働かない、働けば

 

 前に紹介した「死ぬくらいなら辞めちゃえば…」とは違った角度からの本です。

働くことで、対価を得て、食料や生活に必要なものを購入して、会社に社会にお金がめぐり、また、働いた自分に対価として返ってくる。

働くことは生きる環境をつくること。

働くって人が動くと書くように、家事に専念や、子育てに専念中や、介護をしている等、対価はもらえないけど、人のために働く人もいる。
定年して、農業とは言えなくとも農作業をしている人だってそうだ。

しかし、派遣という仕組みができてからかな
よく耳にするようになったワーキングプアという言葉。
正規雇用になったとしても 違いはないのかもしれない。
一見普通に見えても、隠れ貧困者がいるのだ。
働けど働けど、家賃に税金、保険、支払いに追われる。

明日生きていくために働かなきゃいけない。

自分の目標のためにとかじゃなく、生きていくため。

目先のお金が足りるかどうかの計算でいっぱいで、
稼ぎ続けて、家に帰っても寝るだけ。
片付ける時間がない。ゴミを出す時間もない。
自分が日々やっていることはなんなのか、今自分が死んでも何が残るのか。

会社の労働力として、買いたたかれる人材。
無理やひずみが生じても「我慢」
我慢のもとを解決するよりも、我慢して現状をやり過ごす方が楽だから
なにも改善しない。

そんな社会に見切りをつけて、自分で何かを起こす。
働き方改革?で、うまく働き方を変えられる人はとてもラッキー。

きっと大半は、この本にあるように

「いったん止まって考える」ことができない状況にある。
止まったら生活が破綻する。

行政の怖さ、申し訳なさで「生活保護」申請もせず、借金地獄もしくは、住所不定になってしまう可能性が大きい。

お恥ずかしい話、私も一時この状況に陥ったことがあります。
長女だからと気負ってきた自分の思いを捨て、親に援護を頼みました。
もちろん年金や国保の窓口にも足を運びました。
親や妹のおかげでいったん立ち止まって考える時間をもらえました。

いまだに、転職する時はあの時のことが頭をかすめ、
先が恐ろしくて仕方がなくなります。

「困ったときはお互い様」の精神が、親族だけでなく
社会全体にもあります。誰かに支えてもらえます。

自分が歩き出せたとき、今度は自分もその誰かを助けてあげられるようになればいいんです。
その時は恥ずかしいかもしれないけど、そのために税金も年金も保険も支払っているんだから、行政に頼っていいんですよ。

今回の想定外に高かった診療費で
「診察料払えないから病院に行けない」そんな思いをしている人もいるかも。
この本はそんな不安を抱える人が共感できる体験談があります。
図書館にもありました。参考になるかも。心がホッとするかも。おススメです。