ほんのひととき

本で解決。悩めるアラフィフ本の虫のおすすめ。

どこまで頑張ればいい?

自分で言うのもなんですが、私、とっても努力家です。でも、どこまで頑張ったらいいのか加減がわかりません。最近は気力も体力も追いつかなくなったので「限界」を設定するようになりました。

きっと私らベビーブーム世代、バブルの端っこ世代は努力家というか、向上心があるというか、馬力…ガッツがある人が多いと思います。わりとなんでも頑張れば夢が叶ってきたというか…

バブルだからでしょ?
と、言われればそうかもしれない。怖いものなしで新しいことにチャレンジできる精神はその背景があるからかもしれない。先が不安な時代で育てば、慎重にならざる負えない気がする。

今ほど学歴社会でもなかったし、高卒だろうが、高校中退だろうが、大卒だろうが、自分で商売をしている人が多いと感じている。雇われていても重要ポジションにいたり。

でもね、それがブラックになりがちな気がする。
自分が頑張れるから、人も頑張れると思う。→ブラックになる
頑張らないといけないと思う。どこまでも頑張る社畜気質。→過労死、ウツ

両方の素質を持っている。これは最近の事情とそう変わらない。

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

 

でも死ぬくらいなら、とっとと次を探したほうがまし。一度の人生、社畜で終わるのはあほらしい。もっと自分を活かせる、あるいは自分が楽になるというか助かる仕事があるはず。他でまた必死に頑張ったらなんとかなるやろ。
なのに、最近の人は死んじゃう。なんで??死ぬくらいなら…と私は思える。
思えない人の気持ちを知るためにこの本を読んでみた。

わかる。わかる。
辞めた後の不安のほうが大きいのだ。次の仕事が見つからなければ生活に困る。家族にも迷惑かける、又は反対される。
同僚はもっと頑張っているのに、そこまで頑張っていない自分が辞めると言った時の会社や周りの反応や対応が怖い。追いつめられる。

わかる。不安になるものだ。でもそれは他人のこと。その人たちは自分の利益を優先して、こちらに文句やアドバイスといって色々言ってくるのだ。
他人軸に振り回されてはいけない。自分はどうなの?どうしたいの?と自分会議するのが一番。このあたりは「アドラー心理学」の課題の分離を参考にしてほしい。
なかなか実践するには勇気のいる「アドラー心理学」だけど``r(^^;)

人ってそれぞれ違う。わかる部分、理解できない部分、色んな要素や価値観を持っている。違いを認め、すり合わせていくのが人間関係(コミュニケーション)だ。
しかし、世間(会社)には、すり合わせようがない人がまれにいたりする。
自分にとって宇宙人のような人は、すり合わせてこようともしない人とは…無理に合わせず「逃げましょう!」とこの本にも書いてある。わはは。ほんとそうなんですよ。
びっくりする人っていますよ。それが個性で魅力でもあるんでしょうが、迷惑な場合はほどほどの対応が一番です。

あとね、自分は出来ないと思って落ち込んでいる人がいたら言ってあげたい。私も友達に言われて救いになった言葉。
「あなたが出来ないんじゃない。その会社の求めることにあなたがあっていないだけ。あなたを活かせる場所は他にある。」

出来ないには理由がある。向き不向きがある。その仕事のやり方、しくみに問題があるかもしれない。「出来ないと頑張っていないはイコールじゃない」頑張るを目的にしてはいけないと、この本にも書いてあります。

自営業でも、自分が好きで始めた仕事なんだし休んじゃいけない。出来ないなんて言ってちゃダメ、もっと頑張らないと!と過労になるパターンも。
著者や色んな人のそんな死の直前までの話が掲載されています。

追いつめられて、逃げ出すという選択肢さえも見失う「学習性無力感」になる前に、ストレスを少しでも抱えている人にも、予防として読んでほしい本です。
頑張るラインは、人ではなく自分で決めて、自分を守っていきましょう。