ほんのひととき

本で解決。悩めるアラフィフ本の虫のおすすめ。

選択しながら生きている

私世代の人はきっとご存知なはず。

「銀色夏生」

大沢誉志幸「そして僕は途方に暮れる」の歌詞がドカンと有名ですが、個人的にはやはり詩集のほう。

 「わかりやすい恋」「このわがままな僕たちを」「君のそばで会おう」「ロマンス」「これもすべて同じ一日」・・・取り上げるときりがないです。

詳しく知りたい方は下記のページへ。
1989~1985 | 作品集 | 銀色夏生 公式ホームページ

「バイバイまたね」では小学生の吉高ゆりこが写真で出ていた!というのも有名な話ですよね。そんな銀色夏生さんのエッセイ「つれづれノート」というのがあるんです。 

つれづれノート (角川文庫)

つれづれノート (角川文庫)

 

1991年って27年前!26年くらいかもだけど!そんな昔から…密かに読み続けていて、今はなんと32冊目。

ぷかぷか浮かびとこれから つれづれノート32 (角川文庫)

ぷかぷか浮かびとこれから つれづれノート32 (角川文庫)

 

誕生日が1日違いのせいか、思想が共感出来て、子供の年齢も近く、いろんな出来事が身につまされる。多くは稼ぎの違いで、夢のような生活スタイルにビックリすることが多いのですが、それもまた憧れるところ。

 お母さんの介護にお兄さんが奮闘し、兄弟たちへの楽しいメール報告が銀色さんの手により本にもなったこの本も楽しみでした。

しげちゃん田んぼに立つ   続々「ばらとおむつ」   (角川文庫)

しげちゃん田んぼに立つ   続々「ばらとおむつ」   (角川文庫)

 

 なんて長い付き合いなんだろうと思いつつ、最新のエッセイから心に響いた言葉を。

「私は優先順位の高いものを選択しながら生きてきた結果、今がある。恋人も結婚相手も飲み友達も旅仲間もいないいないと言っているが、これは私が自分の人生を通して、その時にベストだと思う選択を行った結果、たどりついた状況だ。私が小さな分かれ道で好きな道を選んできた結果、見える景色だ。~中略~だから足りないことに文句を言ってはいけない。現状に不満を持ってはいけない。不満を持つことは無責任なことだ。もしそれを変えようと思うなら、今からの選択を変えればいい。新しい目標に向かって今から選択していけばいい。」

長くなりましたが、腑に落ちるなぁと。
これからもまだまだ選択の連続の人生。迷い悩みながら選択して生きていくんだなぁ。